健康生活の原理 -活元運動のすすめ-
人間は本来、精妙きわまりない生命の自律作用によって生きている。然るに、今日多くの人々は、この生命の働きすら自覚できず、薬物や専門技術に依存しなければ、健康を維持できないかのように思い込んでいる。
ホルモンを外部から常習的に注入すれば、体内でのホルモン分泌活動は衰えるように、薬物に過度に依存する現代人的傾向は、人間が本来もっている自律能力を、ますます衰弱させているといっても過言ではあるまい。
著者は、人間の体に具っている自律能力を活性化する必要があるとして、錐体外路系の訓練法である活元運動や愉気法を提唱する。本書では、その実践方法が詳しく述べられている。整体生活入門のための適切な書と言えよう。
野口晴哉著 新書判並製 170頁